2006年6月16日金曜日

コハダか、エンガワか

今日は仕事も夕方にサクっと終わり、久しぶりに行きつけの日本料理店へ行った。 

とりあえず生ビールを飲みながらつまみを頼もうと思うと、メニューに「エンガワぽん酢」と並んで「コハダの刺身」がある。 
ミクシィで「エンガワ食べたい」コミュニティに入っている者としては、ここはやっぱりエンガワをつまむしかないか、と思ったのが、実は何をかくそう、コハダのような光りモノに目が無い。ちょっと考えたあげく、コハダを頼んだ。 

今は無き古今亭志ん朝師が亡くなった時、雑誌『笑芸人』で追悼号が発行されたのだが、そこに師の行きつけのすし屋さんのお話が出ていた。その店に志ん朝が初めて来た時、熱燗とコハダの刺身を注文した。
志ん朝は何も言わず飲んでいたが
「締めには、コハダを(寿司で)握ってもらいましょう」
と言ったらしい。
これを聞いて店主は「さすが、粋な江戸っ子だ」と感心したそうだ。 

私は江戸っ子でもなんでもないが、やはり酒を飲んでいて、美味いコハダがあると嬉しくなる。生ビールは一杯だけにしておいて、あとは日本酒に切り替えた。
今日はちょっと涼しかったので、冷酒ではなく、熱燗にしておいた。 

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