たまには、ワールドカップの話題もきちんと書いておこう。
熱戦が繰り広げられているW杯ドイツ大会も、いよいよベスト8が出揃った。
というわけで、今回勝ちあがった晴れの8カ国は以下の通り。
強敵スウェーデンを難なく撃破した開催国・ドイツ。
北中米の雄・メキシコとの延長接戦を制したアルゼンチン。
豪州の攻めを伝統の守りで封じ、劇的なPK勝利のイタリア。
スイスとの神経戦を凌ぎ、PK戦で辛くも残ったウクライナ。
予想通りぐんぐんと調子を上げて来た前回優勝国・ブラジル。
「無敵艦隊」スペインに逆転勝ちを収めたフランス。
伏兵エクアドルに苦戦も、ベッカムのPKで辛勝のイングランド。
大荒れのオランダ戦を制したタレント軍団・ポルトガル。
とまぁ、こんなところだ。
報道にもあるとおり、8か国中6カ国が過去の優勝経験国と、ここまでは強豪が順当に勝ちあがってきた。
もしフランスが1位で通過していれば、スペインも勝ちあがってきた可能性が高かったので、そこだけが誤算といえば誤算と言える。
しかし、アルゼンチンやフランスといった強豪が1次リーグで敗退し、トルコや韓国といったダークホースがベスト4まで残った日韓大会を思うと、伝統国や強豪がキッチリ勝ち上がって、ベスト8で雌雄を決する展開になったのは、非常に喜ばしい。日韓大会で感じた不満やストレスが、今回は無いのだ。
そうやって考えると、やはりワールドカップというものは欧州で開催するのが、本来の「あるべき」姿なのかな、と思ってしまう。特に今回は、サッカー大国・ドイツでの開催と言う事で、スタジアムでの試合の雰囲気もたいへん素晴らしい。これは、日韓大会ではあまり感じられなかったものだ。そういう意味では、まさに本寸法のW杯である。これは、1990年のイタリア大会以来のものだと感じる。1998年のフランス大会も、まぁまぁ良かったけれど...
そりゃアジアや北米、アフリカなどで開催するのも良いけれど、このいい雰囲気だけは今後何十年かかっても醸し出すことは無理だろう。そしてトーナメントの上位に進出するのは、やはり欧州と南米の強豪がメインであった方が、面白いことは間違いない。
一方、98年フランス大会のクロアチア、そして2002年のトルコと、ダークホースが3位に食い込んでいるのも近年のワールドカップの特徴だ。もし、今大会でもこの傾向が続くと仮定するならば、今回は旧ソ連のウクライナが、これにあてはまる資格がある。しかし、一方では、
「3位決定戦に出場した国のどちらかが次回大会の本大会出場を逃す」
というジンクスが継続している。86年メキシコ大会の3位フランス、90年イタリア大会の4位イングランド、94年アメリカ大会の3位スウェーデン、98年フランス大会の4位オランダ、そして日韓大会の3位トルコ...である。強豪国も含まれているだけに、このジンクスはけっこう強力だが、さてどうなるか。順番から行けば、今回は4位の食い込む国の番だ。
いずれにしても、大会は3位決定戦も含めて残り8試合。まだまだ、存分に楽しませてもらえる事だろう。
熱戦が繰り広げられているW杯ドイツ大会も、いよいよベスト8が出揃った。
というわけで、今回勝ちあがった晴れの8カ国は以下の通り。
強敵スウェーデンを難なく撃破した開催国・ドイツ。
北中米の雄・メキシコとの延長接戦を制したアルゼンチン。
豪州の攻めを伝統の守りで封じ、劇的なPK勝利のイタリア。
スイスとの神経戦を凌ぎ、PK戦で辛くも残ったウクライナ。
予想通りぐんぐんと調子を上げて来た前回優勝国・ブラジル。
「無敵艦隊」スペインに逆転勝ちを収めたフランス。
伏兵エクアドルに苦戦も、ベッカムのPKで辛勝のイングランド。
大荒れのオランダ戦を制したタレント軍団・ポルトガル。
とまぁ、こんなところだ。
報道にもあるとおり、8か国中6カ国が過去の優勝経験国と、ここまでは強豪が順当に勝ちあがってきた。
もしフランスが1位で通過していれば、スペインも勝ちあがってきた可能性が高かったので、そこだけが誤算といえば誤算と言える。
しかし、アルゼンチンやフランスといった強豪が1次リーグで敗退し、トルコや韓国といったダークホースがベスト4まで残った日韓大会を思うと、伝統国や強豪がキッチリ勝ち上がって、ベスト8で雌雄を決する展開になったのは、非常に喜ばしい。日韓大会で感じた不満やストレスが、今回は無いのだ。
そうやって考えると、やはりワールドカップというものは欧州で開催するのが、本来の「あるべき」姿なのかな、と思ってしまう。特に今回は、サッカー大国・ドイツでの開催と言う事で、スタジアムでの試合の雰囲気もたいへん素晴らしい。これは、日韓大会ではあまり感じられなかったものだ。そういう意味では、まさに本寸法のW杯である。これは、1990年のイタリア大会以来のものだと感じる。1998年のフランス大会も、まぁまぁ良かったけれど...
そりゃアジアや北米、アフリカなどで開催するのも良いけれど、このいい雰囲気だけは今後何十年かかっても醸し出すことは無理だろう。そしてトーナメントの上位に進出するのは、やはり欧州と南米の強豪がメインであった方が、面白いことは間違いない。
一方、98年フランス大会のクロアチア、そして2002年のトルコと、ダークホースが3位に食い込んでいるのも近年のワールドカップの特徴だ。もし、今大会でもこの傾向が続くと仮定するならば、今回は旧ソ連のウクライナが、これにあてはまる資格がある。しかし、一方では、
「3位決定戦に出場した国のどちらかが次回大会の本大会出場を逃す」
というジンクスが継続している。86年メキシコ大会の3位フランス、90年イタリア大会の4位イングランド、94年アメリカ大会の3位スウェーデン、98年フランス大会の4位オランダ、そして日韓大会の3位トルコ...である。強豪国も含まれているだけに、このジンクスはけっこう強力だが、さてどうなるか。順番から行けば、今回は4位の食い込む国の番だ。
いずれにしても、大会は3位決定戦も含めて残り8試合。まだまだ、存分に楽しませてもらえる事だろう。
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