外山滋比古著作集 4エディターシップ
『ハムレット』の「To be or not to be」という有名なせりふを一つとっても、古来おびただしい解釈が存在する――「こういう例を見ても、読者が《あるがまま》を読めているとはとうてい考えられない……いかに《あるがまま》を読もうとしても読めない。それが人間である。文は人なり、ではないが、解釈は人なり」である。
つまり、人間はありのままを解することも、またそれを伝えることもできない。ここから、「虚言人」を意味する『虚々実々(ホモ・メンティエンス)』が生まれ、さらには『エディターシップ』が構想された。「エディターシップ」とは、編集そのものについての論考ではなく、純粋に二次的な創造にかんする文化論である。たんなる小手先の編集技術論ではなく、新しい価値を生み出す創造、人間がみなもっているクリエイティヴな機能について考察したものである。
さらに、独創的なアイディアを獲得する方法を追究した『知的創造のヒント』を併収する。
http://www.msz.co.jp/book/detail/04854.html
2012年1月6日金曜日
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