2011年7月10日日曜日

愛される「ジャパン」への道

「日本は素晴らしかった」/女子W杯(日刊スポーツ)

 ドイツナイト監督は「ゴールを決めないと負けるのがサッカー。きょうはあと何時間やっても決まらなかったと思う」と潔く敗戦を受け入れた。
 日本については「素晴らしかった。規律正しく、(ドイツが)攻めようとしても戻りが速かった。日本選手のボール扱いのうまさには感心した」と賛辞を惜しまず「この後も幸運を祈りたい」とエールを送った。

http://bit.ly/oc1OtC

やりましたねぇ「なでしこジャパン」。

早朝と言うか深夜の中継放送でしたけど、ほんとキックオフから試合終了まで、全く目の離すことの出来ない素晴らしい試合だったと思います。

正直に告白しますとw 試合前は正直言って、日本が0-2でドイツに敗れ、ベスト8で敗退する…というのが私の予想でした。
今でもどうして勝てたのか、ちょっと不思議に思います。
完全アウェー、一度も勝ったことの無い相手、しかも3連覇を狙う世界チャンピオン。
この強敵中の強敵であるドイツを相手に「なでしこ」が勝つ、勝つことが出来るという予想は、いかにサッカー専門家であってもなかなか難しかったでしょう。

しかし、いざフタを開けてみると、GK海堀を中心にした日本の守備陣が、敵地で相手の猛攻を耐えに耐えて120分間完封し、そして丸山が値千金のゴールを決めて逃げ切り勝ち。
こんな素晴らしい勝利、滅多にないことです。本当に「なでしこ」が誇らしい。
女子サッカーを取り巻く状況はいまも大変厳しいものがありますが、それだけによく勝ってくれたと思います。

サッカー史上に残るようなアップセットを演じた以上、この勢いで決勝まで言っちゃおう!
今の彼女達なら、それは必ず出来ます。



日本劇勝!菊谷が逆転T/パシフィック杯

http://www.sanspo.com/rugby/news/110710/rgd1107100504000-n1.htm

さて今週末はもう一つ、ラグビー日本代表がトンガ相手に対戦し、1点差で辛くも勝利をつかむと言うニュースも飛び込んできました。
ジョン・カーワンHC率いるこのジャパン、今秋に行われるワールドカップではこのトンガと対戦するだけに、前哨戦を制したのは本当に素晴らしいことだとは思います。

ただ…
あくまで個人的な思いではありますが、どうもこのカーワン・ジャパンに対して全面的に思いいれすることが出来ないんだよなあ。
いったい、何が問題なのか。

「日本代表」といいながら、外国人選手がたくさん含まれるというラグビー界独特のシステムにいろいろ言う人もいますけど、私の場合そこはたいした問題にならない。
自分自身ずっと外国に住んで「外国人」の大変さは判っているつもりなので、外国人でも日本の為に一生懸命プレーしてくれるのなら、それはもう全然問題ないんです。

むしろ、いまのジャパンに選ばれている日本人選手を、どうも素直に応援する気が起きないんですよね。
失礼かもしれないけど、この人達が我らの代表なのか…
って言う気になってしまいます。

昔は良かった、なんてことを言うつもりはありませんけど、昔のジャパンには心から応援できる選手がたくさんいました。
昔だって、ジャパンはそんなに強かったというわけでは無かったです。またアマチュアでしたしね…
でもジャパンに入っている選手は個性的で、また人間的にも愛すべき個性の持ち主が多く、ほんと
我らが代表、って気持ちを強くもてることが出来ました。

それは単に、お前が日本ラグビーに対する愛情を失っているだけじゃないのか、って批判されそうですね。
そうかもしれないけど、逆に言わせてもらえれば、もっと愛情を注ぐことの出来るようなチームになってくれよ、と思います。
「なでしこ」の様にね。

まぁ、そんな事言ってても、9月のW杯でジャパンがトンガやカナダに勝利を収めたら、たぶん歓喜の涙を流すんだろうけどねw

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