2011年11月9日水曜日

福神漬けよ永遠なれ

カレーのお供には何が必要か、という投票がフェイスブックでありました。

うちのカミさんなんはラッキョ派ですが、私は断然、福神漬けですね。
とはいえ、紅ショウガなんかも結構いけますよ。
新宿駅に「C&C」というスタンドのカレー屋があるんですけど、ここでは紅ショウガが置いてあります。
齧るとピリッとして、カレーの味も引き締まるんですな。


高校生の頃は、お昼はとうぜん学校で食べてました。家から弁当を持参するか、あるいは学食ですね。
しかし土曜日は半ドンだったので、午前中の授業が終わると学校では食事をせずに家へ帰ります。
まぁ、たいていは繁華街に寄り道して帰るので、家で昼飯食うなんてことはほとんどありませんでしたけどね。

私が通っていた学校は、大阪の近鉄上本町駅が最寄りだったんですが、地下改札口の近くに立ち食いそばの店と、そして喫茶店がありました。
土曜のお昼は、たいていここで食べていたと思います。まずは立ち食いの蕎麦屋へ行き、てんぷらそばか、あるいは肉そばを食べる。これが280円ぐらい。

今ならこれで充分満足ですけど、十代半ばの食い盛りですから、こんなものでは到底収まらない。
そば屋を出た後、すぐ隣の喫茶店に入って今度はカレーを食べるんです。これが400円ぐらいでした。
カレーの味自体はいたって凡庸でしたけど、しかしカウンターに大きなプラスチック製のツボがおいてあって、その中に福神漬けが山盛り入っている。つまり取り放題なんです。

これがもう、福神漬け好きな私にはたまりませんでした。
まぁ取りほうだい、と言うても、普通の人はたいてい二つまみぐらいしか取らないでしょうけどね。
そこが私は違う。
あのピンセットの親玉みたいな、漬物を挟んで取るやつで、もう取りたいだけ取りまくるんです。
最初は山盛り入っていた福神漬けが、食い終わるときには半分ぐらい無くなっています。カレーの飯と同じぐらいの量を食べていたかもしれません。

喫茶店の主人は、それ以来私が店へ行くと、漬物のツボを奥へしまいこんでしまうようになりました。

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