ラグビーの日本選手権決勝では、PGの成否が勝敗を決したようだ。
日頃は決められる距離・角度からのキックでも、プレッシャーのかかる場面では外してしまうことがある。
神戸製鋼と日本代表でプレースキッカーとして活躍した、フルバック細川隆弘選手の言葉だったかと思うが、ゴールキックは試合によって完璧に入るかと思えば、ぜんぜん決まらなかったりする。同じ選手がキックしているのに、どうしてこんなことが起こるのか、という質問に「ゴルフのパットと同じですよ」と答えていた。なるほど、そんなものかもしれない。ほんの少しの迷いが、手元を微妙に狂わせ、結果として大きくカップを外してしまうのだ。
これは、何もラグビーだけじゃない。たとえば、アメリカンフットボールのフィールドゴールもそうだ。アメフトの場合は、センターからスナップされたボールをホルダーがしっかりとキャッチしてプレースし、それをキッカーが蹴りこむ。皆の息が合わないと上手くいかないという点では、ラグビーより難しいかもしれない。誰かが心を乱してしまっては、決められるはずのゴールを外してしまう。
プロの最高峰であるNFLのプレーオフでも今年、ホルダーがボールを上手く捕球できず、フィールドゴールを蹴ることすら出来ずに敗れ去った場面があった。
バスケだと、フリースローだろう。相手からの妨害も無く、練習ならほぼ完璧に決まるはずなのに、これがビッグゲームだと途端に入らなくなってしまう人がいる。相手選手は妨害しないのだから、自分の心さえ平静ならば、試合でもかなりの確率で決めることが出来るはず。なのに、2本とも外してしまうこともある。
スポーツはメンタルが最後の勝敗を分ける、だから面白いのだ。
2007年3月2日金曜日
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