2022年11月15日火曜日

大阪旅行記(3)だし巻き卵

 地下鉄谷町線の谷町九丁目駅から天満橋駅へ移動し、地上へと上がった。

この際に、ちょっとした失敗をしてしまった。
エスカレーターで左側の方に立ってしまったのだ。
東京と大阪を行き来する人ならご存じだと思うが、東京ではエスカレーターの左側、大阪では右側に立つ人が殆どである。
これはあくまでも慣例であり、エスカレーターは片側を空けずに両側に立つように、と鉄道各社は要望を出している。
しかし、実際問題として、大阪の鉄道駅で左側に立ってしまうと、止まらずに上っていく人には邪魔になってしまうのも確かである。
その時は幸い誰も後ろから来なかったし、私もすぐに気づいたので事なきをえた。


天満橋の上に立つと、大阪の夜景が実に美しく映える。
この時も思わず足を止め、スマホで西側の風景を撮影した。



天神橋と中之島、高層ビル群などが見える。
会社帰りの人たちは見慣れた風景なのでただ橋を渡るだけだろうが、私にとっては実に良い光景なので、しばし足を止めて観ていた。

橋を渡ってしばらく歩いたところに「一富士食堂」というお店がある。
大阪へ来て最初の食事は、ここで食べることにした。
今まで一度も行った事が無い店だが、ネットで調べてみると非常に評価が高く、特にだし巻き卵については大阪でもナンバーワンの味、と評価しているサイトもあるぐらいだ。
また肉吸いも美味しいらしい。
いかにも町の食堂、といった渋い店構えの「一富士食堂」に入る。




しかし、ここで問題が発生した。急にお腹の具合が悪くなってきたのだ。
コーヒーの飲み過ぎがたたったのか、シクシクと痛み出したのだ。
お腹は割と空いているのに、あまり食欲がなくなってしまった。
「食いだおれ」の街へやってきて、何ともしまらない話である。
だし巻きと肉吸い、二品はとても食べられそうにない。
泣く泣く肉吸いは諦め、だし巻き定食だけ注文した。
周囲の雰囲気をうかがっていると、いかにも地元客と言った人たちばかりでテーブルが埋まっていたけど、多くの人がだし巻きを食べている。
ほどなくして、私が頼んだだし巻き定食もやって来た。




色が良い。写真では伝わらないけど、湯気とともに立ち上って来る香りも素晴らしい。
一口食べて、その柔らかさと優しい味わいにうなりそうになった。
これこそ、大阪の味である。

腹具合が悪い割には、あっという間にだし巻き定食を平らげた私は、JRを乗り継いで大阪城公園駅へと移動した。
今夜の宿は、ホテルニューオータニである。





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