貴重な写真が発見されましたね。
生麦事件:犠牲の英国人商人の生前写真発見(毎日新聞)
横浜開港資料館(横浜市中区)は11日、1862年に起きた生麦事件の犠牲者で、英国人商人、チャールズ・リチャードソンの生前の写真が初めて見つかったと発表した。これまでは、事件直後に撮影された遺体写真のみ確認されていた。
写真は名刺サイズ。立ち姿のリチャードソンが写っている。周囲に「左肩の傷が腰まで達し……」などと、事件に関するメモもつづられている。
この写真は、幕末の6年間、横浜で暮らした英国人貿易商、J・C・フレイザーの写真帳から発見された。フレイザーは事件の翌63年、日本で最初のクリケットの試合をした外国人チームの主将。
その5年後に設立された横浜の多国籍交流団体「横浜カントリー&アスレチッククラブ」が今年、クリケット関連の記念事業のため、米国在住の子孫、D・エバンス氏から写真帳を借りた。資料館担当者と共に調査したところ、肖像写真85枚のうちの1枚がリチャードソンと確認された。
横浜開港資料館さんのサイトでも紹介されていました。
生麦事件の犠牲者、リチャードソンの写真、発見!2013.9.12
会期:2013年9月14日(土)~2013年9月29日(日)
場所:横浜開港資料館常設展示室2の特別資料コーナー他
協力:横浜カントリー&アスレティッククラブ(YC&AC)
場所:横浜開港資料館常設展示室2の特別資料コーナー他
協力:横浜カントリー&アスレティッククラブ(YC&AC)
ぜひ見に行きたいと思います。
さて、上記の記事に出てくるフレイザーという人物は、ことしに入ってから英字新聞でも紹介されていたと思います。
英国の名門校ハローの出身であるフレイザーは、1863年の6月に日本で初めてとなるクリケットの試合(横浜在住外国人対英国艦隊チーム)を行った人物ですが、その事実はつい最近まで知られていませんでした。
前年の1862年に「生麦事件」が発生して、日英関係が悪化。
そして翌63年の6月25日には、江戸幕府の十四代将軍、徳川家茂の名で攘夷が宣言されていました。
横浜に攘夷の不穏な空気が流れる中、クリケットの試合が行われた訳ですが、選手はいざと言う時に備えて、拳銃で武装していたと言います。
まるで、映画の様なシーンが展開されていたんでしょうね。
その歴史的イベントから数えて、今年でちょうど150年。
日本のクリケット伝来150周年のイベントが、今年ロンドンと横浜で開催されています。
さて、上記の記事に出てくるフレイザーという人物は、ことしに入ってから英字新聞でも紹介されていたと思います。
英国の名門校ハローの出身であるフレイザーは、1863年の6月に日本で初めてとなるクリケットの試合(横浜在住外国人対英国艦隊チーム)を行った人物ですが、その事実はつい最近まで知られていませんでした。
前年の1862年に「生麦事件」が発生して、日英関係が悪化。
そして翌63年の6月25日には、江戸幕府の十四代将軍、徳川家茂の名で攘夷が宣言されていました。
横浜に攘夷の不穏な空気が流れる中、クリケットの試合が行われた訳ですが、選手はいざと言う時に備えて、拳銃で武装していたと言います。
まるで、映画の様なシーンが展開されていたんでしょうね。
その歴史的イベントから数えて、今年でちょうど150年。
日本のクリケット伝来150周年のイベントが、今年ロンドンと横浜で開催されています。
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